印花など三島模様の上から刷毛によって化粧土をかけて
動きある刷毛目模様を施した、李朝を由来とする手法です
一つ一つ手描きで紋様を施し、筆を用いて刷毛目を書いています
丸カンナを用いて縦方向に削いだ形状です
三島模様の印花も所々に施し、白の化粧土をかけて削いだところを強調させています
白地に十草と呼ばれる縦線を、撥水剤を用いて引いた後
黒色の化粧土をかけて白黒のコントラストを出しています
李朝を由来とする手法で、こちらでは主に印花を横一列に押した後
クシ目を入れて、その上から白化粧をかけたものをそう呼んでいます
クシ目に化粧土が入り込み、釉薬と融け合うことによって場所ごとに濃淡が出て
独特な淡い色となっています
白い粉が吹いたかのような表情から来ていると言われています
赤土に白化粧土をかけ、透明釉を塗り焼いています
窯の位置によって表面のピンク色をした火色の表情が違い、一つとして同じものはない手法です